季節の行事

9月（長月）

秋の夜長を意味する「夜長月（よながづき）」の略で「長月」になりました。また、秋の長雨の「長雨月（ながめづき）」、稲穂が実る「穂長月（ほながづき）」からという説もあります。

夏の陽気も少しずつかげりが見えますが、暑い日が続いております。檀信徒の皆さまの体調はいかがでしょうか。暑さ寒さも彼岸までと申しますように、お体に気をつけてお過ごしください。
さて、お彼岸とは私たちがいる世界から仏さまの世界に渡るための修行期間であります。普段行っていない事をするのではなく、皆さまの心の中の仏さまに気づく事が大切です。難しい事ではありません。普段気にされなかったことを少し気にしてみて下さい。そうすれば、今まで見えなかった事に気づくはずです。たとえば、道にゴミが落ちていたら拾う、重い物をもっている人がいたら手伝う。些細なことですが、それが仏さまの「心」なのです。その気づいた仏さまの「心」をご先祖さまに向けて下さい。
「いつも守ってくれてありがとう」という感謝の気持ちで寺にお参り頂き、私たちと一緒に手を合わせ、南無妙法蓮華のお経のお題目をお唱えし、ご先祖さまに感謝の気持ちを捧げましょう。

経王寺山主松井義宣拝

9月の行事のご案内

・秋のお彼岸(秋のお彼岸のご案内／秋季お彼岸法要のご報告)

・大黒様のお参り(甲子)・鬼子母神様のお参り(福子講)

【秋のお彼岸の御案内】

〈お彼岸の期間〉

九月十九日～二十五日　朝　七時開門、夕方五時閉門

九月二十二日（秋分の日）正午　法要開始

＊お塔婆供養六尺二千円七尺三千円

お塔婆申込用紙にご記入の上、担当のお上人またはお寺へお申し込み下さい。

◎お墓や納骨堂にお参りに来られる方へ

お寺にお参りに来られたときは、まず本堂にて聖人諸天善神様にご挨拶をすませ、各自のご先祖様のお墓納骨堂に行き、お供えをしてお上人に必ずお経をあげていただくようお願いをいたしましょう。お参りが終わりましたら、お供え物は必ず持ち帰るようお願いいたします。毎年大量のお供物がゴミとして処理されます。お墓に残ったお供物をカラスが散らかして、せっかく綺麗にしたお墓を瞬く間に汚してしまいます。仏さまやご先祖さまに捧げた大切な食べ物や飲み物をどうかお持ち帰りになって、家族で召し上がってください。お供物は、お供えをして手を合わされてお経があがっていれば、必ず仏様の所へ届いています。

また、お寺の駐車場は本堂正面入り口にございます。裏のお墓入り口付近は駐車場ではありません。（一部の場所は契約者の方の駐車場です）近隣の迷惑になりますので、駐車はご遠慮ください。足が不自由で、ご家族に車を運転して頂く方は特にご家族にお伝え下さいますようお願い致します。万が一事故等があった場合、お寺では一切責任はとれません。場合によっては、レッカー移動することもありますので、御理解と御協力を御願い致します。

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